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30分の読書にスリルを味つけしてみませんか?【ブレーキ/山田悠介】

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はいどもaddです。

 

今回は30分程度のちょっとした空き時間に読んで頂きたい作品

 

ブレーキについて感想を述べていこうかなと思います。

 

どんな本?

こちらの本は、山田悠介の平成17年7月30日に初版が出た、もうかれこれ10年以上昔の作品なんですけど、正月帰省で実家に帰った際に見つけたので一気読みしてしまいました。

 

確か、中学生の時にブックオフで買ったものだと記憶してるんですけど、真相はわかりません。

ちなみに、一回読んでいますが内容を完全に忘れていました。

 

あ、本の紹介でした(^ω^;)

 

5つの短編小説が入っており、

ビンゴ

サッカー

ババ抜き

ゴルフ

ブレーキ

 と、上から順に収録されています。

 

どれも30分程度の時間で読み終えることができるので、お手軽に読めましたね!

 

そして、どのお話も後半に怒涛の展開を迎えるので30分があっとの言う間に感じられます。

 

今回はこの5つのお話の中の「ババ抜き」、「ブレーキ」について書いていこうと思います。

 

ババ抜き

 

私が一番最初に覚えたトランプでの遊びが「ババ抜き」だったと思いますが、多分このパターンの人多いですよね?

 

え?一番最初に覚えたのがポーカー?

 

なんとオシャンな

 

そんなよくある庶民的な遊び「ババ抜き」で、どう山田悠介ワールド (世にも奇妙な物語的な世界)に連れて行ってくれるのか、ワクワクしながら読み進めていきました。

 

あらすじ

 

ここらで、このババ抜きと言うお話のあらすじについて

あ、ネタバレは含まないので安心してください

 

父・荘太、母・智子、息子・健太、健太の一つ下の従兄弟・洋平の4名で構成される平山一家は、ある晩に自宅でババ抜きをすることになった。

その理由とは、ババ抜きで負けた一人が山にあるものを処理するためである。

しかし、ババ抜きの影にはある陰謀が...

 

ざっと、こんな感じです。

 

あんまり書いちゃうとネタバレ入っちゃうからこの辺で押さえておきます。

 

感想

 

で、正直この話を途中まで読んでいて

 

ん?この話ハズレか?

 

と、思っていたんですよ。

 

その理由は、全然山田悠介ワールド感じられなかったから。

 

確かにチラホラと伏線のような文言はありましたが、全然山田悠介ワールドを感じられないんですよ!!

 

なんだろ、よくあるババ抜きの心理状況みたいな

 

そんなこんなで話が進んでいき、とうとうババ抜きの敗者が決まってしまいました。

 

当然敗者は、ババ抜きをする理由となったあるものを山へと処理しに行く。

 

そこで、まさかの展開が訪れたわけなんですよ!!

 

いやね、サプライズの鉄則として始めに相手を不安にさせるといった手法があるのですが、まんまとやられましたよ。

 

サプライズをありがとうと言いたい。

 

ブレーキ

 

この本のタイトルにもなっているお話なんですけど、THE・山田悠介ワールドといった、スピード感溢れる、奇妙な世界を味わえます。

 

多分、これ読んで

 

ツマンネ

 

となったら無理でしょう。

 

ブックオフへ駆け込んで下さるか、ゴミ出しの日を待ちましょう。

 

あらすじ

 

毎日を憂鬱に感じていた主人公・本橋孝信はあるとに不安を感じていた。

そんな最中、出社途中に黒いスーツを着た4人組に連れ去られてしまう。

気がつくと、足元にはアクセルペダルが無いブレーキペダルのみがある車の運転席に拘束されていた。

辺りを見回すと一つのモニターが目に入り、そこには一人の女性が映っていた...

 

感想

 

本を読んでスリルを感じた

 

そんな経験あなたはありますか?

 

私はあります。

 

そう、このブレーキを読んで。

 

読んでいて、風を切る感覚を感じました。

車で高速道路を走っている最中に窓を開けたような。(よいこは真似しないでね)

 

実際、私生活をしていてスリルを感じるといったら、それこそジェットコースターに乗るとかじゃないですか。

 

いわゆる絶叫系のアトラクションですよね。

 

流石に絶叫系レベルとは言わない

 

さすがにね

 

でも、本を読んでいてこれほどまでにスリルを感じれたのは単に書き手の表現が凄いことだけでは無く、自分の想像力が豊かになったのだと成長を感じた。

 

ん?成長?感想どこいった?

 

まとめ

 

今回はブレーキについてお話していったんですけど、実家の本棚漁ればもっと山田悠介著の本が見つかるんじゃないかと思い、あとで探そうと思いました(絶対忘れるやつ)

 

そのほかにもね、昔読んだけど内容すっかり忘れている本がたくさんあるんで、持って帰ろうと思いました。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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